花の降る午後に

~宮本輝さんへの手紙~

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【73-1】『 水のかたち』宮本  輝 著 《上巻》

宮 本 輝 さま 朝の冷え込みがとてもこたえるようになりました。起きたらすぐに靴下を探してしまいます。いかがお過ごしでしょうか。今日は『水のかたち』《上巻》についてお便り致します。 この写真は、森の中に分け入る「けもの道」のように見えます。物語…

【72】『海岸列車』宮 本  輝 著  《 上・下 卷  》

宮 本 輝 さま 一雨一度の言葉通り、雨の後は気温が少しづつ低くなっております。いかがお過ごしでおられますか。初冬の雨はとても寂しいですが、その分、晴れ渡りますと突き抜けるような青空が、とても清々しいように感じます。今日は『海岸列車』を読みま…

【71】『スワートの男 』宮本  輝 著    《 特別 書き下ろし小説 》

宮 本 輝 さま この秋、日本列島は台風に見舞われ、凄まじい風と、烈しい雨を見つめておりますと、何故か『スワートの男』を読み直したくなりました。これは『宮本輝の本』を購入した折に綴じ込まれていたこともあり、とても特殊な感覚をもって読み終えた気…

【70】『 三千枚の金貨』宮 本 輝 著 《上・下卷》

宮 本 輝さま お元気でおられることと思います。富士山もすっかり雪化粧を見せているそうです。神奈川に住んでおりました頃は、ベランダから冬の富士山を眺めながら洗濯物を干しておりました。富士山の冠雪は日本の冬がとうとうやってきたことを知らせていま…