花の降る午後に

~宮本輝さんへの手紙~

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【9】カインの印

☆★読んで下さってる皆さまへ ☆★ いつの間にか春がいってしまいました。 春が来るたび、そして去ってしまう度、何故か哀しさを感じます。他の季節には起こらない郷愁や、少しの厭世観にも襲われます。所謂 「木の芽時」に過ぎないのでしょうが、普段はしない…

【8】『血の騒ぎを聴け』 宮本輝著

宮本輝さま お変わりございませんか? お忙しい毎日、どうかご自愛くださいますように。 今日は『血の騒ぎを聴け』を読みましたのでお便り致します。 『血が騒ぐ』のは、父母の血脈より来たるもの。 3冊目の随筆集です。 1篇1篇 大切に読ませて頂きました…

【7】『命の器』 宮本輝著

宮本輝さま お変わりなくお過ごしでしょうか? 夏がすぐそこまで来ていますね。 今日は『命の器』を読みましたのでお便り致します。 この本には33篇の随筆が収められています。 題名にもあります『命の器』とはどのようなものなのでしょう。 『 人と人がつな…

【6】『二十歳の火影』 宮本輝著

宮本輝さま お元気でおられますか。 ひと雨ごとに夏が近づいております。 今日は『二十歳の火影』を読みましたのでお便り致します。 『二十歳の火影』は、読み返します度に、まるで小さい頃の宝箱を覗いたように、懐かしい香りが鼻をかすめるような気が致し…

【5】『星々の悲しみ』 宮本輝著

宮本輝さま お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。 雨の日が続きましたが、ここ数日明るい日差しに恵まれています。 光を受けて輝くポピーの写真をお借りできましたのでお届け致します。 まるで地上に降った星々の欠片が色とりどりに咲いているようで…